近年の葬儀について

納棺

私は最近、叔父の葬儀に出席しました。10年ぶりの葬儀で礼服も無く、慌てて通夜前日に仕立てました。かなり慌てて調達したので、サイズが少し大きく、ちょっと変な感じになりました。靴も黒が無かったので新たに購入しました。
そして、葬儀当日です。通夜も告別式、火葬場まで出席しました。「無宗教」での葬儀のため、線香もなし、お坊さんもなし、しかも葬儀場では叔父が好きだったオフコースの曲がひたすら流れていました。私も好きな曲ばかりなので悲しみと共に曲に浸り、葬儀を感じさせない不思議な空間でした。それでも、私の従妹は父親が亡くなった悲しみで涙をぐっと堪えている姿を見たりすると、私ももらいそうにもなりました。
通夜は、順番に献花を行い、一人ずつ一言添えて、礼をするという流れでした。無宗教なので何をもってこの流れなのかは私には理解できませんでした。最近は、無宗教での葬儀が増えているとのことで、昔ながらの堅いイメージは最近は無くなってきているようです。しかし、葬儀に流行りも何もありません。死者を見送る儀式で、どんなに明るく振る舞っても悲しみは癒えません。
それでも、近年の葬儀業界の工夫や進歩は目を見張るものがあるなと感じました。また、遺体には洋服が着せられており、帽子も被されておりました。交通事故死でしたので、顔や頭は傷だらけであったのもあり、この対応は素晴らしいと思いました。もう少し、時間が経過していると筋肉が硬直して服を着せる事は出来なかったとお話されておりました。
翌日、告別式を終えバスで火葬場へ向かいました。霊柩車で遺体を運ぶのではなく、火葬場行専用バスがあって棺桶専用の荷台もあり、不思議な感覚でした。レジャーランドのロビーのような賑わいで、火葬の準備ができたら館内放送で流れる仕組みにも驚きました。火葬自体は変わりませんでした。今後、葬儀の変化により人々の悲しみが減少されることだけは避けてほしいとも感じました。

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